フォトグラメトリ での3Dスキャンフィギアは一過性のブームだったような気がする

僕たちに鳥瞰切り抜き素材はもういらない

フォトグラメトリ とは

多方向から対象物を複数撮影し、3D化する手法です。

アトリエブラウンで販売する3D人物素材はまさに

フォトグラメトリ を使っています。

フォトグラメトリ での3Dスキャンは広まっているのか

3D人物モデル素材

全身3Dプリンターのフォギアが爆発的人気だとは到底思えません。

3dスキャンスタジオは増えていないと思います。

なぜなら

大阪のパナソニックのフォギアスタジオは一年もったでしょうか。

その100台のカメラは今どこにいったのでしょうか。(きになる)

撤退が早すぎて、この企業の利益追求の姿勢をかいま見た気がしました。

渋谷ロフト3Dフィギアスタジオは2018年7月31日をもって閉店。

ロフトは確かCanonのエントリーモデルのEOS7iだったと記憶しておりますが、

その100台のカメラはどこいってしまったのでしょうか。

(私にめぐんくれてもいいですよ)

地方で何店かがその頃ブームに乗って3Dフィギアスタジオを開店しましたが、

サイトから休業またはつぶれた感じが漂ってきます。

3Dスキャンフィギア はただのブームだったのか

座る3Dの人モデル建築CG用

はじめ出た時は、

3Dプリンターという未来的なもので、

自分の姿人形が制作可能。

画期的で話題性があったので、

マスコミは取り上げますよね。

でもよく考えてください。

何万も出してあのミニチュアを欲しがる人

そんなにいるのでしょうか。

技術と話題性だけが先行してしまって、ニーズがないのを計算できていない。

よくあるパターンかもしれません。

3Dスキャントラックを作ってしまったサイバーエージェンシー

AVATAR-TRUCK01

この前見学した時にもらったチラシ

CG WORLD 2019 カンファレンスに先日行ってきました。

そこで実物の THE AVATAR TRUCK の中を見させていただきました。

SONYのカメラがドーム状に並んでいてカッコイイです。

サイバーエージェンシーのことですから、

何かVR,ARの受け皿的なコンテンツを予定しての

このトラック投資だったと思います。

このトラックだけボンと出てきても

タレントさんが撮ったところで何に3Dデータを使うのでしょうか?

何か受け皿的コンテンツがないと、

3Dフィギアと同じ道をたどってしまいます。

でももしかして、お金のある大企業さんですから、

話題性を作っただけで宣伝効果になったということもありでしょうか。

実はオタクの聖域で広がる予感がするのは私だけ?

3Dスキャントラック

タレントさんとかお金持ち向けのただのお遊びで終わらなければ良いのですが・・

3Dスキャンはオタクたちとの親和性があると私は思います。

ゲームの需要はもとより

コスプレや、仮装、モンスター系。

グッと値段を下げて、データを渡すとか。

これらをアキバ系の資本のあるところがやりだすとうまくいくのではないでしょうか。

アニメ背景会社の美峰がフォトグラメトリ をやっていますね。

ちょっと気になります。

結局アトリエブラウンとしては盛り上がって欲しい

フォトグラメトリ 、頑張ってください、と言いたいです。

「しぼみがち」を憂いています。

盛り上がればスタジオも増え、価格競争も起きて安くなります。

しかし

フォトグラメトリ という手法自体が

いつまで続くのやらとも思います。

前にも書きましたが、

4面撮れば精巧な3Dができる時代がもうすぐ来るのではないかと、

私だけでなく、

何も知らない私の家族さえも言いますから。

アトリエブラウンはフォトグラメトリ の波に揺られながら

「ニーズがないことに目を曇らせることなく」

うまく渡っていこうと考えております。

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