写真からつくる描かない人物イラストはどうやって作っているのか

まず作り方ではなく配色の話をします。

配色というのは、クリエイターの個性がすごく出ると思うのです。

アトリエブラウンが描くイラストは制作者のひとりよがりが強いです。

しかし万人に好まれる配色を心がけています。

描かないイラストは配色が命

アトリエブラウンの人物イラスト素材は一切描きません。

写真からイラスト化しています。

だからこのイラストの一番重要な部分は「色の配色」なのです。

配色に慣れてくると、

この色に合うのはあの色だとさっと出てくるようになります。

しかし、2色の対比ではなく、

その隣の人の服装にも合うようにと3色、4色と増えて行くと

さすがに後から色交換したりして一発では無理なこともありますね。

でも私はもともと「色が大好き」な人なので

組み合わせているときはものすごく夢中になるのです。

スポーツが得意な人がいるように私は色の組み合わせが得意だったりします。

組み合わせて視覚的に心地いいものってあるのです。

そんな色の科学をどこかで研究されているのかもしれませんが・・

私の頭の中では「法則」が常にあるような気がします。

最初はこのように人物の写真を線画でなぞって色をバケツツールで塗っていました。

しかし手がかかるんですよね。

昔、助手の方に線画を大量に書いてもらいましたが、

デッサン力がないと特に

顔と手の表現がダメなのです。

やっていただきましたが、私の修正作業が大量なので、

未だ放置状態です。

・・というより

ボツですね。

色々苦い経験を経てもっと早いやり方をひねりだしました。

写真からどうやってて早く、イラストにするのか。

どのキーワードで検索したかは忘れましたが、

アニメ背景制作者のTipsのページをみて

なるほど

という記事を見つけました。

最近のアニメ背景は写真から絵にして行くのが多くなっています。

そのやり方でやってみたらこれはいける！

ということで参考にさせていただきました。

Photoshopのぼかしフィルター（表面）をうまく使うとできます。

現在はシニアイラストが充実しております。

樹木イラストも少しあります。

これからは町並みを意識し、建物とのセットで制作したいと思っております。