日本人の3D人体モデルを建築ビジュアライゼーション用に作ったわけ

日本人の3D人体モデル

2019年11月、やっとのことで3D人物素材を発売したアトリエブラウンです。

アトリエブラウンは30年前から建築パース屋さんだったのですが、

人物切り抜きデータが欲しいということで、

15年前から素材屋さんを始めてしまったのが代表の遠藤法子です。

15年も続けてしまった建築CG用人物素材の制作歴

カオスな群衆を3D人物

座っている人が混じっているのでこの群衆はカオスな状態ですね。

他の記事にも書きましたが、

まず、一眼レフのカメラを買うことから始まったこの

「ミニ起業」。

モデルを募集し、撮影して加工することはや15年。

いくどやめようと思ったことか。

家族には何回か

「もう本当に今年でやめるよ」

といったので、

撮影を始めるわ、というと

「え、やめたんじゃなかったの?」

と言われます。

そんなこんなで、

振り返ると制作歴を重ねるごとに、

自然にクオリティーが上がっていくのがわかります。

お客様からの指摘であったり、

試行錯誤であったりします。

お客様に育てられながらここまで来ました。

感謝いたします。

建築CG素材制作で段階を一つ上がるということ

5色のテクスチャが付属する3D人体モデル日本人

3Dデータに5色のテクスチャが付属しています。

この15年で1つ目の大きな段階は

外国人を都内のスタジオで撮影し、

新たなDVDシリーズを出した時点です。

2つ目は今まさにその時です。

3D人物モデルを新たに販売し始めています。

なぜ、私は段階を一つずつ上がっているのでしょうか。

それはお客様のニーズに沿って制作していくと

制作物も変化するのです。

時代の波に乗らざるをえないということですね。

3D人物素材は建築CG業界に必要なのだろうか

座るシーンの3D人体モデル

2年前に100台のカメラスタジオで撮ったものの、

本当に必要なのだろうか?

この3D人物素材データは・・

私の中でちょっと

半信半疑でしたね。

思い切って3dsMaxの建築CGセミナーで懇親会に参加したところ、

(いや、私にしては勇気あるわー)

必要な人がいると確認しました。

私と話してくれた方々へ

ありがとうございました。

結局のところ

現在では業界の全体ではなく、数割の方々が必要という感じを受けました。

撮ってあるのだから進むしかない

とにかく、55体のポーズドと55体のリギング用の

撮影は終わっているのです。

(2年前ですが・・)

その分だけ作ってみよう。

反応がダメだったとしても

なんとかなるでしょう。

ということで

3D人物制作は加速し、

次への段階へ登れたらいいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

アトリエブラウン 遠藤法子でした。

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