アトリエブラウンの遠藤です。
年末年始に人物の3D撮影を都内スタジオで行いました。
コロナと追いかけっこした3D撮影
コロナの波にビクビクしながらやっていたのは私だけでしょうか。
今回は子供モデルが何人かいましたので、コロナ原因のキャンセルが困りものだと思っていました。
12月はおさまっていたのでよかったのですが、
すでにオミクロン株という得体の知れないコロナ(12月時点では)が発生していて嫌な予感がしました。
1月に入ると急激にあの感染者グラフ棒が高くなり、、、
早く終わりたいっ!!
足の速いコロナに追われている気分でした。
でもなんとか撮影は終わってほっとしました。
キャンセルは何人か出ましたが、参加した子供で数が足りました。
いまどきの3D人物リクエスト
リクエストが出ていたものを重点的に撮影しました。
作業員、子供、ビジネスマンです。
これらは他のソフトで何度か作ってみましたが、軽くはなく、扱いづらいのが難点でした。
スタッフ全員でMarvelous Designerというソフトで洋服の作り方を習得してみたり・・
いろいろ挑戦しましたが、
やっぱりフォトグラメトリで作った方が、見た目よく、軽いデータができるのでは・・?
という結論に行き着いたわけです。
なぜ3D撮影が4年ぶりになってしまったのか
2017年以来、3D撮影はしていませんでした。
まず、2017年に撮ったデータを3Dにし始めたのが、2019年。
それはまだ私一人で作業していたため、2D撮影データにかかりきりで
手が回らなかったことが原因です。
チームで制作を始めたものの、次の撮影がコロナ禍で頓挫の上に、スタジオが閉じてしまう事態。
結局、いろいろありましたが、新たなスタジオを決定した後はとんとん拍子に進み、
あっという間に終わった感じでした。(ほっ)
あとは3D制作に集中するのみ
フォトグラメトリを使いやすい3Dデータにするにはいくつかの工程が必要です。
形状の修正
メッシュのリトポロジー
UV展開
今回から増やした項目は「小物」
小物を別に作って取り外しができるようにしたりしています。
このように少しずつですが、進んでいきます。
発売までもう少々お待ちください。